そこにあるのは壁、バカの壁
壁にぶつかった時、
なんとなくごまかしながらやり過ごすことと
嵐が去るまでジッとやり過ごすこと
どっちも同じでなんの解決にもなっていない
最初に壁にぶち当たった時に
それに立ち向かう勇気
それを乗り越える知恵
挑戦を避けていると「術」は身に付かない
だからいつまでたっても同じことで悩んで
同じことで落ち込んで凹み
また、ごまかしながらジッとやり過ごすだけ
人に問いかけてヒントから打開策をさがすこともしない
「どうせ…」という気持ち
「おせっかい」という気持ち
「そんなことわかってる」という気持ち
そんな邪魔になる感情をまずは捨てる勇気をもてばいいのに…
優しい言葉、意味のないバカ騒ぎで心は癒されない
癒され元気になった“つもり”
自分だけならそのままでいいけど、自分の子供にも同じ壁が訪れるかもしれない
自分だけの問題ではない
だから、子供に何か悩みが起きた時、適切な言葉がかけられるように
私は自問自答し、打開策を探し、人に教えを乞い
素直な心で向き合う
逃げてばかりの大人だらけで
つまらない大人が増えてしまった
大人の皮をかぶった幼稚な人間ばかり
つまりは『バカの壁』が増殖されるだけだ。